今回は悟空の父親である、孤高の戦士バーダックの強さについて深く掘り下げます。
彼はサイヤ人の中でも特別な存在感があり、多くのファンから愛されている男です。不器用ながらも仲間を想い、運命に抗おうとした彼の生き様は本当に熱いですよね。
ネットで検索をすると、彼の戦闘力については様々な数値が飛び交っているようです。公式設定の数値だけでなく、29000や22万といった具体的な数字も出てきます。
さらに最新の漫画版での活躍も話題となり、情報の整理が必要だと感じていました。下級戦士のはずの彼が、なぜエリート並みの強さを手に入れられたのでしょうか。
息子である悟空との実力差や、最新エピソードでの覚醒についても非常に気になります。
そこで今回は、バーダックの強さに関する公式設定や噂の真相を分かりやすく整理しました。この記事を最後まで読むことで、バーダックの本当の強さを深く理解できるはずです。
膨大な情報を精査した結果を、僕なりの考察を交えながら具体的にお伝えしていきます。
- バーダックの戦闘力数値
- 噂される数値の正体
- 下級戦士が強くなった訳
- 最新の覚醒エピソード

ゆうき|沖縄で「カメハウス的」に暮らすWebライター。DBマニアとして考察する一方、カードダス・フィギュア・グッズ収集も本気。亀仙人の哲学を胸に物語の深層を読み解いています。→ 詳しいプロフィールはこちら
バーダックの戦闘力の公式設定を徹底解説
まずは基本中の基本である、バーダックの公式な戦闘力がどの程度かを確認しましょう。
アニメの劇中描写や関連書籍のデータを紐解くと、彼の強さの輪郭が見えてきます。当時のサイヤ人社会において、彼の数値がどれほど異常だったのかを解説していきます。
公式の数値は約1万という驚異の強さ
アニメ特番「たったひとりの最終決戦」の中で、彼の強さを示す明確な描写があります。
劇中で怪我の治療を受けている際、医師が彼の成長に驚愕するシーンがあるのです。「戦闘力は今や1万近くになっているはずだ」というセリフは非常に有名ですよね。
下級戦士として生まれた彼にとって、この数値はまさに破格と言わざるを得ません。公式ガイドブックである「ドラゴンボール大全集」でも、この数値が採用されています。
ファンの間ではおよそ9000から11000程度の範囲が定説として定着しました。これは後に登場するナッパの4000という数値を、大きく上回る実力であることを示します。
当時のサイヤ人におけるエリート層に、十分に食い込むほどの凄まじい実力なのです。最強の下級戦士という二つ名に相応しい、圧倒的な数値を彼は持っていたと言えます。
ゆうきエリートではなく、あくまで下級戦士というのがバーダックの魅力。
生まれたときは平凡な戦闘力だった
バーダックは最初から、特別な才能に恵まれたエリートだったわけではありません。
サイヤ人の社会では、生まれた瞬間の潜在的な数値によって階級が厳格に決まります。彼は正真正銘の「下級戦士」の家系に生まれ、期待値も決して高くはなかったのです。
次男のカカロットが生まれた時の数値を見て、「クズが」と吐き捨てたのは有名です。バーダック自身も幼少期には、息子と同じような低い数値だった可能性が高いでしょう。
エリート家系のベジータが誕生時に3000近い数値だったのと比べれば差は歴然です。彼は才能という恵まれたスタート地点ではなく、どん底から這い上がった戦士なのです。
下級戦士の枠を超えた驚異的な成長
なぜ下級戦士であるバーダックが、1万もの戦闘力を手に入れることができたのでしょうか。
その最大の理由は、彼が長年積み重ねてきた「圧倒的な実戦経験」にあると考えられます。彼はフリーザ軍の兵士として、数々の過酷な惑星侵略任務に最前線で就いていました。
サイヤ人には「死の淵から生還するたびに強くなる」という特殊な特性が備わっています。バーダックは幾度となく死にかけながらも、その都度パワーアップを繰り返してきました。
才能に頼ることなく、泥臭い努力と実戦だけでエリートを追い抜いた努力の天才です。彼の体にある無数の傷跡は、過酷な戦場を生き抜いてきた誇り高き勲章と言えるでしょう。
仲間の名前は野菜に由来するダジャレ
ここで少し余談となりますが、バーダックの名前の由来についても詳しく触れておきます。
ドラゴンボールに登場するサイヤ人は、全員が野菜の名前にちなんだ命名がなされています。バーダックという名前は、根菜である「ゴボウ」が由来となっているのは有名です。
彼のチームを支えるメンバーたちも、同じように野菜にちなんだ名前が付けられています。
- トーマはトマトが由来
- セリパはパセリが由来
- パンブーキンはカボチャ
- トテッポはポテトが由来
こういった遊び心溢れるネーミングも、作品を彩る大きな魅力の一つだと感じますね。
ちなみに長男のラディッツは大根、次男のカカロットは人参が名前の由来です。まさに「野菜一族」と呼ぶにふさわしい、統一感のある家族構成となっています。



鳥山先生らしいですよね。名前を考えるのが面倒だったんだって(笑)
バーダックの戦闘力とライバル達との差
バーダックが1万という数値を持っていた際、周囲の環境はどのようだったのでしょうか。当時の宇宙情勢やサイヤ人社会における立ち位置を、他者と比較して深掘りします。
精鋭ぞろいのバーダックチームの仲間
バーダックと共に戦場を駆けた仲間たちも、実は下級戦士とは思えない実力者でした。
カードダスなどの関連資料によると、サブリーダーのトーマは約5000の数値です。パンブーキンやトテッポも、4000前後の高い戦闘力を維持していたようですね。
このチームは全員が下級戦士出身ですが、その突破力は軍の中でも際立っていました。ザーボンやドドリアがサイヤ人の結束を恐れたのは、彼らの活躍があったからでしょう。
精鋭チームとして名を馳せた彼らは、フリーザ軍にとっても無視できない脅威でした。
ベジータ王にも匹敵する実力の持ち主
当時のサイヤ人の頂点に君臨していたベジータ王との比較も、非常に興味深い点です。
王の正確な数値は不明ですが、バーダックの成長を危惧する声が兵士から上がりました。「いずれはベジータ王を超えるのではないか」という噂が流れるほどだったのです。
一介の下級戦士が、種族の王に並ぶ領域に達したことは歴史的な異常事態と言えます。王族以外でこれほどまでの力をつけた者は、当時の惑星ベジータには皆無だったはずです。
彼の存在そのものが、サイヤ人の階級社会を揺るがす大きな希望でもあったのでしょう。
宿敵フリーザに挑んだ決死の特攻
バーダックの物語において、最も読者の胸を打つのがフリーザへの反逆シーンですね。
仲間の仇を討つため、そして惑星の未来を守るために、彼はたった一人で挑みました。しかし、そこで彼が目にしたのは、宇宙の帝王が持つ圧倒的な絶望の力でした。
当時のフリーザ第一形態の戦闘力は53万という、桁外れの数値を誇っていました。対するバーダックの数値は約1万であり、その差は実に見ても50倍以上存在します。
さらに当時の彼は、連戦によるダメージで心身ともにボロボロの状態だったのです。どれほどの強い闘志を燃やしたとしても、この残酷な数値の壁は高すぎたと言えます。
最期に惑星と共に死亡した悲劇の英雄
宇宙空間でフリーザが放った巨大なデスボールにより、彼は惑星と共に消滅しました。
愛する故郷と運命を共にし、戦士バーダックは一度ここで命を落とすことになります。しかし、彼は死の間際に予知夢として、遥か未来の希望のビジョンを目にしました。
それは自分の息子であるカカロットが、フリーザと対峙し圧倒する勇姿だったのです。自分の無念を息子が晴らしてくれることを確信し、彼は最後に満足げに笑いました。
悲劇的な最期ではありますが、その魂は確実に次世代へと引き継がれていったのです。



ゲーム「カカロット」では悟空がスーパーサイヤ人に変身する未来を見ながら散っていきました。あれはアニメを超える神演出。
悟空との比較で見える親子の強さ
息子である悟空が地球でベジータと戦った頃と、当時の父を数値で比較してみましょう。
- 父バーダックは約1万
- 悟空は通常時約8000
- 兄ラディッツは約1500
この比較表を見ると、地球来襲時のベジータと戦った悟空は父と同等の実力でした。
父が長い年月をかけて到達した域に、悟空は若干20代という若さで並んだのです。その後に悟空は界王拳や超サイヤ人への変身を経て、天文学的な数値へ到達します。
その無限の成長性の源流は、間違いなく父であるバーダックから受け継いだものです。才能を超えて成長し続けるというサイヤ人の本質を、最も体現した親子と言えますね。
バーダックの戦闘力にまつわる噂と覚醒
ここからはファンの間で議論される、不可解な高数値や新形態についてお話しします。情報の裏側を知ることで、バーダックというキャラクターの深みがさらに増すはずです。
楽曲が由来の29000という数値の真相
ネット上で散見される「29000」という数値は、公式の設定数値ではありません。
これはアニメの挿入歌である「SOLID STATE SCOUTER」の演出が元ネタです。曲の中にスカウターが数値を読み上げるような、電子音のエフェクトが含まれています。
その中でタイミングよく「29000」と聞こえる箇所が、ファンの間で広まりました。曲の盛り上げを意図した演出上の数字であり、本編の設定とは別のものと言えます。
あまりの曲の格好良さに、これを実数値だと信じ込んでしまった人も多いようですね。この曲の公式はあまりに有名なので、ここでは僕のお気に入りのメタルギターバージョンを。
↓Daisuke Kurosawaさんの演奏です。
22万という数字が語られる理由
同様に有名となっている「22万」という数値も、前述の挿入歌が発祥となっています。
曲のクライマックスに向けて数値が跳ね上がり、最後にこの数字が読み上げられます。「フリーザ軍の兵士たちの合計数値ではないか」という興味深いファン考察もあります。
しかし、設定資料にこの数値が記載された事実は、過去から現在まで一度もありません。公式設定とは異なりますが、妄想を膨らませるには十分すぎるほど魅力的な数字です。
こういった謎の数字について議論するのも、考察を楽しむ醍醐味の一つだと感じます。
覚醒した超サイヤ人としての圧倒的パワー
スピンオフ作品の「エピソード オブ バーダック」では、驚きの展開が描かれました。
過去の世界に飛ばされた彼が、怒りによって超サイヤ人に覚醒する物語です。通常時の数値が1万だとして、変身による倍率を50倍と仮定すると驚異的な強さです。
この時の彼の推定戦闘力は、およそ50万前後の領域に達していたと考えられます。これは当時のフリーザ第一形態にも肉薄する、凄まじい次元のパワーアップですね。
「もしも」の物語ではありますが、伝説の戦士となった彼の姿は非常に感動的でした。



実は「初代スーパーサイヤ人」はバーダックだったというエモすぎるエピソードでしたね。
ガスとの死闘で見せた驚異の潜在能力
最新の漫画版「ドラゴンボール超」のグラノラ編では、正史での新たな戦いがありました。
強敵ガスとの死闘の中で、バーダックは窮地に追い込まれながらも本能を覚醒させます。それは超サイヤ人のような変身ではなく、戦士としての強い意志による覚醒でした。
この時の具体的な数値は不明ですが、強大なパワーを持つガスを一時的に圧倒しました。後の悟空が辿り着く「身勝手の極意」に近い、本能的な力の片鱗のようにも見えます。
数値という物差しだけでは測りきれない、土壇場での爆発力こそが彼の真髄でしょう。どんな逆境でも勝利への執念を捨てない彼の姿は、まさにサイヤ人の誇りそのものです。
バーダックの戦闘力に見る設定の変遷
最後に、バーダックという人物が時代と共にどのように変化したかを考察します。作品の媒体ごとに生じる微妙な設定の違いを知ることで、より深く彼を理解できます。
漫画やアニメで描かれる設定の違い
実はバーダックは、原作漫画の連載当時にはわずか数コマしか登場していませんでした。
彼のキャラクター像の大部分は、アニメスタッフによって後から構築されたものです。その後、原作者の鳥山明先生が「銀河パトロール ジャコ」の付録で再定義しました。
初期のアニメ版では冷酷さが際立つ戦士でしたが、近年は少し穏やかな印象を受けます。「ドラゴンボール超 ブロリー」では、家族を案じる父親としての側面が強調されました。
根底にある強さは変わりませんが、性格面での設定変更にはファンの好みが分かれます。時代のニーズに合わせて、彼のキャラクター性も進化を続けていると言えるでしょうね。
設定におかしい点や矛盾がある理由
「下級戦士なのに強すぎる」という矛盾は、サイヤ人社会の歪さを表しています。
彼らの階級制度は「生まれた時の素質」だけで決まる、理不尽なシステムでした。どれほど戦場で実績を積み上げても、生まれが下級ならその身分を脱せられません。
逆にナッパのようなエリートは、成人後に実力で抜かれても上の階級を維持します。そんな不条理な社会だからこそ、バーダックの反逆はより輝いて見えるのです。
設定の矛盾こそが、彼の持つ特殊なキャラクター性を際立たせるスパイスとなります。



悟空の「落ちこぼれだって…」の名言。バーダックの反逆心はしっかり受け継がれていました。
下級戦士バーダックの戦闘力まとめ
これまでバーダックの強さについて、多角的な視点から詳しく解説してきました。
最後に、この記事でお伝えした重要なポイントを簡潔にまとめておきます。
- 公式戦闘力は約1万
- 下級戦士ながら実戦で急成長
- 2万や22万は挿入歌の演出
- 実力はベジータ王に匹敵する
- スピンオフで超サイヤ人に覚醒
- 本能の力で強敵ガスを圧倒
- 不屈の精神は悟空へ継承された
バーダックは単に数値が高いだけでなく、運命に抗い続ける強い意志を持った男です。
その魂が息子へと受け継がれ、宇宙最強の物語へと繋がったのは非常に感慨深いですね。彼の生き様を思い出すたびに、僕たちも困難に立ち向かう勇気をもらえる気がします。
皆さんはバーダックのどのシーンに、最も心を動かされたでしょうか。
